銀鮒の里学校について
卒業後の進路について
オルタナティブ・スクールといえば、進路が不安だという声もよく聞きます。最もよくあるのが、「子どもの好きなことをするとはいっても、すぐに戸惑い、自分の進路を見失った」というケースです。これでは、何のための学びの場なのか、よくわかりません。また、公立学校(中学校)の校長に中学校卒業資格認定をさせるのに十分な教育を実施することは、オルタナティブ・スクールには欠かせないことです。そのためには、学習指導要領を含み、かつ、それ以上の内容の教育の機会の創造が欠かせません。
オルタナティブ・スクール「銀鮒の里学校」は、強い意志さえあれば、中学部卒業後すぐに社会事業家としてのキャリアを積むことができるような教育の実現を目指します。オルタナティブ・スクールのある地域に定住し、そこで社会起業をする動きが起これば、その地域には、新しい産業文化と定住人口増をもたらし、持続可能な地域活性化や新規雇用をもたらすことになり、社会人口増(全体の人口減の抑制)も期待できます。歯車にすぎず、社会に流されるような平凡なサラリーマンではなく、はっきりとした意見や揺るぎない信念を持ち、着実に社会を持続可能なかたちで発展的に変えていける社会起業家(ソーシャル・アントレプレナー)を世に送り出す学校を、オルタナティブ・スクール「銀鮒の里学校」は目指してまいります。